冬に仕込んだ酒を涼しい酒蔵でひと夏熟成、「秋あがり」した飲み頃の酒が「ひやおろし」です。
通常は、樽から出して瓶詰めする際に加熱滅菌するのですが、火を入れずに「ひや」のまま「おろす」ので「ひやおろし」と呼ばれます。
「秋あがりのひやおろし」というと何だか分かりにくい感じもありますが、秋になって美味くなった酒をフレッシュな状態で楽しむ、という趣旨の季節のお酒です。
これまでは、蔵元がそれぞれにひやおろしを出荷していましたが、今年からボージョレヌーボーのように9月9日解禁というように出荷開始日を申し合わせたようで、季節感をより強く感じさせるようになったかもしれません(定着するかどうか別問題ですが:笑)。
さて、ひやおろしですが、ひと夏熟成させただけに、一般に落ち着きのある丸い味わいになっています。いかにも日本酒というまろやかさが常温からぬる燗くらいで飲むと楽しめると思います。
今年、ナナーズで用意したのは、下記の4本。それぞれ、4合瓶と一升瓶があります。
ひやおろしの特集ページはこちら。
1)土屋酒造店
亀の海 夕やけ小やけ 特別純米ひやおろし
夏を越してじっくりと蔵内で貯蔵熟成。飲み頃のやさしいまろやかな味わい。長野県産の酒造米「ひとごこち」を59%まで精白し、芳醇な香りとコクが特徴です。適度な米の旨み、ふくらみと後味のキレが楽しめます。バランスが良く、米麹のニュアンスと余韻に残る上品な甘み。ロックから燗酒まで幅広く楽しめます。
2)千曲錦酒造
千曲錦 ひやおろし 辛口 特別純米酒
浅間山系の清冽な伏流水と自家精米の信州産美山錦で仕込み、生のまま詰めてビン燗急冷しました。ひと夏を越して適度に熟成。米の旨みを感じさせる芳醇辛口の“秋上がり”です。しっかり感があり、濃い味の肴にもよく合います。湯せんでの燗や常温でどうぞ。
3)戸塚酒造店
寒竹 ひやおろし特別本醸造
蔵の中でじっと静かに、穏やかに時が来るのを待っていました。ふくよかな香り、ビロードの味わい。しみじみ飲みたいお酒です。
4)橘倉酒造
純米吟醸 ひやおろし 無尽蔵
暑い夏を越え、熟成した純米吟醸を生詰。やや辛口でふくよかな味わいに純米酒としての酸味が調和。鮮烈な旨みの蔵出し“秋上がり”のお酒です。
季節限定のお酒なので、お早めにどうぞ。
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