人は皆、心に「チキンの風」が吹いている。
あるときはリスクヘッジ、あるいは自重や慎重な行動、逆に虚勢を張ってみたり、さまざまな顔を見せる風。それが「チキンの風」。
例えばカメラを1台買うとき。多くの人はその選択や実際の購入価格について「なるべく他人に突っ込まれないものにしよう」と考える。「チキンの風」がここぞとばかりに吹き荒れて、自分が本当に欲しいものや気に入ったもの、という価値観はどこかへ行ってしまう。
世の中のあらゆる出来事は、人間がかかわる以上、この風から逃れられない。
やっかいだけれどちょっと愛すべきこの風。少しだけでも弱められれば、何かが変わるかもしれない。
※チキン:臆病者を意味する俗語。
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